ブックレビュー 【一生リバウンドしないパレオダイエットの教科書】
【一生リバウンドしないパレオダイエットの教科書】
Yu Suzuki氏
2016年11月初版
この本は「パレオな男」という人気ダイエットブログの著書が書いた本です。
ポイントは食事、睡眠、運動の3つにフォーカスして健康的に痩せることです。
この本は数多くの海外論文をエビデンスに書かれています。
というより全て海外データですね^^;
著者自身が取り組んだデータや情報も書かれていますが、多くは海外情報の簡単な引用です。
ですので自分でピンときた情報をさらに調べていくという最初の一歩としての本としては良いと思います♪
あとはそれぞれ目的が異なると思います。
著者の写真やスタイルを見てこうなりたいと思えばそれを真似ていけば良いと思います。
自らの体質が著者に似ていたら近い結果を得られます。
なお、私自身はただ痩せるだけのダイエットに全く興味がないです。
そもそも健康であれば自然と痩せるというより最適な体重になっていきます^ ^
この著者はパーソナルトレーナーとのことですが写真を見る限り非常に華奢です。
厚い胸板、太い腕とは程遠く、腹筋は割れているというより痩せて浮き出てるだけ。
細マッチョというよりガリマッチョのような印象を受けます。
健康にフォーカスを置いているのは非常に賛同できますが、この体型が良いかどうかは好みによると思います^^;
ただ加工食品の害を伝え、睡眠の質を上げる方法についてるのは良いなと思いました^ ^
これは著者自身しっかり実践しているからですね。
しかし運動については、脂肪燃焼の痩せる運動がメインですので、筋肉をつけたい、筋肥大をしたい場合には理にかなっていません。
あと食事についても、無理なく痩せる、と著者は言ってますが、著者本人は白米や小麦をまったく食べずに痩せています。
ご飯や麺類、パンをまったく食べないことを無理なく、ととらえているのは一般の感覚とズレてると思いますし、あとお勧めの料理レシピも一見ヘルシーに見えますが、栄養を細胞が吸収分解し同化しやすいかという目で見るとルールから外れています^^;
ただ今現在の生活がコンビニ、ファーストフード、インスタント食品が中心で、風邪をひきやすい、疲れやすい、身体の調子が良くないという方は真似して試しても悪くないと思います^ ^
ライ○ップさんのダイエット、というより減量メソッドでやる度にリバウンドして不健康になるよりは良いと思います。
追伸
私は個人的にはGacktぐらいの体型が良いなと思います^ ^
追伸2
もし誰かの体型をモデルにする時には自分と近い、また自分より年上の人をモデルにするのが良いですよ^ ^
(以下一部メモ)
パレオダイエット=原始狩猟民族のライフスタイル
セットポイント=遺伝子による体重管理システム
レプチン=食欲減らすホルモン
グレリン=食欲増やすホルモン
加工食品がセットポイントを狂わす
プチ断食でオートファジーが活性化
休止期脱毛症=栄養が足りないと生存のための必要性が筋肉よりも低い髪から犠牲になる
狩猟民族の平均体脂肪率13%前後
パレオダイエット基準
今100歳のおばあちゃんが10代の頃食べていたか?
糖質カットが痩せる理由は、糖質と水分ででき筋肉に貯蔵されているグリコーゲンがどんどん消費されるから
HIIT(高強度休憩訓練)
基本例
30秒限界猛ダッシュの後10秒休むを数回繰り返す
ポイント
運動と休憩の割合は2:1が良い
最大パワーの80%以上を使わないと効果激減
休憩
定期的(1ヶ月半を目安)に負荷を上げる
効果高めるサプリ
クレアチン30分前に5グラム
カフェイン30分前に4〜600mg
BCAA前に10グラム
効果
有酸素運動の2倍心肺機能アップ
体脂肪を燃やす能力が高まる
空腹感減る
体内の炎症を抑える
パレオ式ダイエット筋トレ
スクワット
プッシュアップ
ダンベルロウ
リバースランジ
オーバーヘッドプレス
マクガフ博士
週に12分の筋トレでも筋肉は十分に発達する
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