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ひなたのひだまり日記

グルメ、読書などを中心に日常の情報をのほほんとシェアします

ブックレビュー【君の名は アナザーサイド】

【君の名は アナザーサイド】

 

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加納新太

2016年10月

www.amazon.co.jp/dp/4041046599

 

この本は『君の名は』のキャラの掘り下げと別の視点からの物語の解釈が提示されてます。

 

個人的に気になったのは2つあります。

 

1つはこの物語では、モノと人、人と人など何かを結びつける関係性をムスビと呼び神と定義しています。

 

神は神話などでよく擬人化されているせいか人の延長線上にあらせられる超常的なもののように思えますが、関係性そのものを神と考える発想が斬新で良いと思いました。

 

確かに人と何かを結びつけるご縁は神の思し召しであるので、その縁自体を神として崇めても不思議ではないです。

 

そしてもう一つ気になったのは、口伝の消失についてです。

 

世の中にはまだ一子相伝のシステムや、口伝でのみの伝承のシステムがあります。

 

しかしそれは何かの事故があれば、その受け継がれてきた尊い技術自体がこの世から消え去ることを意味します。

 

書で書き記したり、データ化しても、それが人によって解釈される以上正しく伝わらず誤解されたり、曲解されるリスクはあります。

 

ただ例えそうだとしても、後世に何らかの気づきやヒントは残せると思います。

 

古代から受け継がれる知恵や技術の継承について今以上に重きを置き、その方法について考えてみても良いと感じます。

 

それは年長者を介護施設に押しやったり、介護士任せにするのではなくもっとコミュニケーションの時間を増やしたりといった各家庭ですぐできることを含めてです。

 

また武道、料理、芸術、建築、有機農法、自然療法などどの分野においても優れた技術はたくさんあり、そういうスキルを持つ人々が最も尊重され、優遇されるような文化であっても良いと思います。

 

と、この本の内容から離れたレビューになってしまいましたが、本編同様気軽にサクッとすぐに読めますので併せて読むと良いと思います^ ^


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